変わらないのは自分の決めた正義には反しなかったことだ。中学、カーストの上位にいたのにね、馬鹿だと笑えばいい、虐められてる子に話しかけてとばっちりをもらったり、体育、どうせ一部の女子がボールを独占して、ワザとボールをぶつけてきたりするだろう…
幼い頃、よくゆうき君の手を引っ張って遊んだ。砂利が高く積まれた王国会館の駐車場で、意地悪なまきちゃんが私たちを探し回ってて、隠れて逃げ回ってはしゃいだ。古い車のエンジン音、兄弟姉妹の暖かな笑い声。あの空間が大好きだった。夏には蛍が目一杯飛…
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